IBP-WUFI Seminar2018 in the University of Tokyo
テーマ:
「高気密・高断熱化に防湿計画は欠かせない!-イマドキの防湿計画―」

講 師

講演1
「温熱シミュレーションの必要性」(仮題)

前 真之
東京大学大学院工学系研究科建築学専攻准教授

東京大学工学部建築学科准教授。建築のいわゆる環境が専門。「建築とエネルギーその望ましい未来」をテーマに、シミュレーションや設計を通して学生の人たちと一緒に考えています。主著:エコハウスのウソ(日経bp) https://twitter.com/maemasayuki

講演2
「高気密・高断熱化に防湿計画は欠かせない!-イマドキの防湿計画―」

田中 絵梨
フラウンホーファー建築物理研究所

2003年、お茶の水女子大学 生活科学部 博士前期課程 修了。その後DAAD(ドイツ学術交流会)の奨学生として渡独し、フラウンホーファー建築物理研究所(在シュツットガルト)の温熱技術部門で、省エネルギー住宅に関する研究を行う。2006年に同研究所の熱・湿気部門(在ホルツキルヘン)に異動。WUFIの日本人ユーザーへのサポートおよび、建材データの作成を担当。現在の研究テーマは、地形と気象データの関係

主 催: 東京大学前真之サステイナブルデザイン研究室
フラウンホーファー建築物理研究所
有限会社イーアイ
講 師: 前真之 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻准教授
田中絵梨 フラウンホーファー建築物理研究所
日 時: 2018年11月21日(水) 9:00 開場/ 9:30 開会/ 12:00 閉会
会 場: 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学本郷キャンパス 工2号館 211講議室
対 象: 将来の建築を担う学生、現役の実務者
テーマ: 「高気密・高断熱化に防湿計画は欠かせない!-イマドキの防湿計画―」
・湿気による害の具体例とその原因(断熱性の低下、木が腐る、カビるなど)
・なぜシミュレーションによる防湿計画?(定常計算で考慮できないこと、欧米の基準)
・壁や屋根の中での水蒸気と液体の水の動き
・湿気性状に与える影響(気候、表面の色、太陽光パネル、防湿シートの種類)
・熱湿気同時移動解析プログラムWUFI のデモンストレーション
参加費
(当日会場):
学生無料/一般1,000 円(資料代)